さよなら絶望先生 #11 +出オチ、な話

Cパート、ひでえオチだ(笑)。
「原作通り」は原作読んでた奴らならシャフトがアニメ手がけるって時点で「これやるんだろうな……自虐ネタだよなあ」とみんな予想してたよね? だよね? カエレ的にいうならy'know? 自分らで「原作クラッシャー」とかいってたしなあ(ネギま!?ファンブックのインタビューでの大沼心さん発言)。
こらそこ一斗缶で殴るな。「割り箸アニメで作画をラクしようとする」ってちょっと。
絶望先生がアニメになってシャフトが手がける、ってのがすでにある意味出オチ的なところもあったなあ、とか今にして思ったりするのです。ネギま!?を手がけたスタッフが、ってところからしてすでにネタにされ、いやそもそも久米田作品がアニメになること自体が既にネタ。それを久米田さんが事前に散々いじりまわして、と……。なんちゅう面倒なアニメだったんだか、まったく。
でも、出オチだけにならず、放送の方でしっかり笑わせてもらって満足です。あと時々は作画的なところも。「サイコ」には素直に驚いたしなあ。何よりあのオープニング。「それならば 居直れ」のあたりからの走りがとても良い。
ということで次回にも期待。

「スーパーフラット・モノグラム」と動画枚数の話

HFという雑誌があります。ハイファッションという、いわゆるファッション誌だけどノンノとかアンアンとはだいぶ毛色の違う雑誌で、もうちょっと高級な感じの、それこそパリコレだとかそういう記事を載せる雑誌です。セックスのやり方とか書いてないんだぞ! 今はhigh fashionっていうタイトルで出てるはず。
「何でアニメのカテゴリの記事でファッション誌?」って感じだけど。まあ、待って。
で、だいぶ昔のバックナンバーを眺めていたら、ちょっと気になる記事があった、というわけです。
ルイ・ヴィトンのプロモーションビデオを村上隆がプロデュースして、それがアニメだったんですね。で、監督は細田守。これはおたく目線でもおもしろい(何でも劇場版デジモンのスタッフだとか)。というか、大好きなんです。これです。

で、先述のHFって雑誌に、それについての短い紹介記事があったんですね。そこで短い記事で説明しなければならない、ライターさんも大変です。で、この短い――約5分間――アニメーションのすごさを説明するために、「30分のテレビアニメより多い作画枚数」(正確な引用ではないが要旨はこんなとこ)と説明していたのです。
別にこれ、アニメおたく向けの記事じゃありません、掲載媒体からしてそんなのは載りません。
でも、作画枚数が多い(だからすごいんだぞ)、という説明が、いわゆる「おたく向け」じゃないところでも行われて、たぶんそれは通用してる、ということですよね、これ。
映像のすごさについての説明は、友達と話してたりはてなで何か書いてたりしてれば、みなさん同様に「難しいよなあ」と思っているだろうし、実際難しいだと思います。で、人にとてもわかりやすくすごさを説明するときに使えるものは何か。数字なんですね。数字の大小によって説明すると実はとてもわかりやすい。売り上げでも良いだろうし、製作期間かもしれないし、製作費かもしれないし、動画の枚数かもしれない。
でもそれ、あんまり良くないよなあ。そういう数字で「すごいんだぞ!」と説明されてもなあ。と、モヤモヤするのです。

[アニメ] 幻夢戦記レダ

幻夢戦記レダ」というアニメが気になっています。なんでも Wikipedia によれば「OVA最初期の金字塔的作品。3万本以上を販売」だそうで。すげえなあ、当時ビデオソフトなんてアホみたいに高かったんじゃないの?(確かうる星やつら2のビデオが1万円以上だとか!)斎藤環戦闘美少女の精神分析』(ちくま文庫)に絵が引用されてて、「あれ、前にちょっと観たような」と思って記憶を手繰り寄せてみると、どうも前にケーブルテレビで観てたようです。半端に数分だけど録画もしてた。何かえっちな衣装で女の子が異世界で……って、何かものすごくおたくくさい作品だなあ。でも今の時代で観ても女の子かわいい。いいなあ。
うる星やつらとか観てても同じことを感じるんですが、90年代や最近のアニメとこの頃=80年代のアニメって、かなり影のつけ方が違うんですね。特に髪の毛の影の付け方とかがいちばんわかりやすい。(キャプチャ画像とかつけられないのが残念!)80年代・90年代・00年代のおたく系なアニメの影の付け方の変遷を追うとかするとアニメおたく的にはおもしろいかもなあと。レンタルビデオ屋通い再開するかな。ははは。

[アニメ] 新房昭之監督インタビューとか今後のさよなら絶望先生とか

べ、別に絶望先生のためのダイアリーなんかじゃないんだからね! いや本当に。そうです。
夜勤明けで辛いです。朝の通勤電車で部屋に帰るわけですがiPodで「人として軸がぶれている」を聞きながらホームで身体がぶれぶれぶれまくっていました。危ないです。アブナイ人っぽいし、だいいちホームから落ちたらそれこそ危ないです。単純に眠かっただけです、ふらふら。
明日は朝早いのでTVK絶望先生を観るのは辛そうです、といいながら観ます。こういうことやるから疲れがたまるに違いない、
さて本題。今日が11話で、来週が12話、もう次で最終回なんですね。1クールって早いなあ。ニュータイプの番組表( http://pc.webnt.jp/anime/detail0035110907.html )によれば、12話でコンテ演出尾石達也作監大田和寛の模様――期待していいっすか、いいっすか。そして今日の11話はパストラル担当回かな。
今日はこの辺読んでたり。下2つは改めて読み直した感じ。

スターチャイルドの公式ウェブサイトの方。音無芽留の声が日替わりだ、というのにはびっくり。気づきませんでした。気付けというのも無理な話だ、俺だけじゃないはずだ! ある意味、オオサンショウウオ方式(宇宙人部下方式でもいいか)ですね。(ぱにぽにだっしゅ!では、宇宙人部下が2人いて一人が杉田智和さんで固定、もう一人の方が毎回違ったのです。個人的には#16の神谷浩史さんのが好きだったりします。「艦長特権とかいって人の分まで(以下略)」)
あと何か季刊エスの新しい号に何か載ってるらしいので明日見てこよう……。そういえば季刊エスの夏号の「けものの」という特集であぼしまこさんが1ページ載ってたりしたな。あぼしさんといえばぱにぽにだっしゅ!やネギま!?に携わってたわけで。新房×シャフト関係者、季刊エスに載るんだなあ。そういう方向性でウケてるのかしら。

さよなら絶望先生 第十集(久米田康治)(講談社)asin:4063638871

ネタバレには配慮しません!(というほども書きません)
駅ナカの書店で入手。たしか今日が発売日ではなかったかな。基本単行本で読む派なので収録作を読むのは初めてです。
21ページ左側に「パストラル」という文字が。シャフト制作のアニメでしばしば制作協力に入るスタジオパストラルのことかな。そのほか単行本追加分にアニメに絡めたネタがいくつも……。御輿を担いでたり11話がどうのとか。それにしても前回(アニメ10話)の黒板「アニメーションネタは やらないよういいましたよね」という書き込みとの関連が気になる。あれはどういう意味だったんだろうか。
あ、巻末のイラストコーナーでイラストハガキに声優陣&新房昭之監督の直筆コメントが……! 小林ゆう画伯は自分のキャラをわかってるなあと思いました。まる。

はじめました(て)

id:Kid2000 という名前でこのダイアリーを開始します。
こちらは主にまんが、アニメなどについて書いていくためのダイアリーです。
コンセプトとしては、新しいものを追うのではなく、ゆっくりと後追いして、じっくり感想を書いていく感じで進めていこうかなと考えています。(まんがもアニメも小説も映画もリアルタイムで追う事ができないので……。速報的なブログなら他にもたくさんありますしね)
どうかよろしくお願いします。ぺこり。